対面占いで独立しようと考えているなら、一番簡単な方法は地域密着型です。
自宅サロンもしくはテナントを借りて占い事務所を開く場所から、だいたい1時間前後の範囲であればお客様は足を運んでくれます。
当然あなたが有名になったり話題になれば、はるばる遠方から起こし下さる事になるのですが、最初に始めるならまずは地域から人を集める事を考えてみるとそれほど難しくないはずです。
では、対面占いで独立している占い師さんがどのように活躍しているか?をご紹介したいと思います。
対面占いで独立するならイベント参加や地域の冊子の原稿執筆をしよう
対面占いで開業している占い師さんはかなり皆さんアクティブに活躍している人が多いのはご存知ですか?
私が時々お願いする鑑定師さんや、イベントなどでお会いする方は殆どが私よりも年上の方ばかりなのですが、驚くような場所でお会いする事が少なくありません。
例えば1件500円のイベントだったり、殆ど無料のような鑑定だったり・・・
そんな所でも断らず毎回必ず皆さんお越しになられるのです。
皆さんの鑑定歴を聞くと数十人のお弟子さんをとっている方から数か所の鑑定所を経営している方、〇〇占い協会の会長さんだったり通常の鑑定が1件1万や2万を頂く方にも関わらず誰もが断らないのです。
占いを教えていると時々
「イベントは安いから嫌だ」
「そんな遠方は無理」
という方がおられるのですが、こう言っている間はなかなか稼ぐ事は出来ません。
何故か・・・
一人のお客様を鑑定する事がどれだけ大切か?が分かっていないから。
これが分かっていると余程でない限り依頼を断るという事はしないのです。
占い師として開業するには鑑定師として知ってもらう事が重要
真面目に鑑定を続けているとある時から原稿の執筆などの依頼を頂くようになります。
商店街や雑誌、新聞や社報に掲載する運勢など、様々な所から頂くのですが、これをどう考えるか?も重要になってきます。
地域に密着していると決して大きな稼ぎにならない物も多いのですが、これも実は一つの窓口。
これを見た方がお越しになられる事は少なくないので、もしそのような声がかかったら是非挑戦してみて下さいね!
ちなみに、このような媒体でお越しになられる方は年齢が高い傾向があるのですが、逆に考えるとネットなどをしない年齢層という事。
あなたが占うならネット以外の方法でなければ決してお越しになる事はないのですから、記事を書く事そのもので稼ぐのではなく集客として考える事が出来れば成功出来る考え方が出来ていると言えそうです。
鑑定師として独立するなら占い師さんを育ててみよう
個人的に生徒さんをとって鑑定を教えてみたり、大手ショッピングセンターなどで教えたりと方法は色々ありますが、どのような形でも良いので数人程度は教えるという事をしてみるのがおすすめです。
生徒さんは思いもしないような質問をしてくれるのですが、これが勉強になるんですよね!!
現在は占術を教えるという事は殆どしていないのですが、20年程前は多くの生徒さんに教えていた事がありました。
自分では分かっているつもりだった部分なのに聞かれると上手く答えられない・・・
すると次にはちゃんと答えられるように勉強しなおし、それが自分のためにもなっていくのですから生徒さん様様です。
ちなみに大手ショッピングセンターなどからオファーが来ても、それで稼ぐという気持ちでいるなら考え方を変えた方が良いです。
何故なら、驚く程安い金額だから!
それでもその先に繋がっていくのですから、最初はどんなオファーも断らない事が肝心だと言えるのです。
占いサロンや事務所をオープンするなら何事も一度は経験しよう
思わぬような執筆の依頼や、驚くような短い納期の原稿執筆、今まで書いた事がない程の文字数の原稿など、自分の頭では想像がつかないような事が沢山あります。
私が鑑定士になり独立してから一番最初に受けた依頼は某新聞会社からだったのですが、毎月の運勢から始まり毎月数名の無料鑑定や「占い師さんに会いに行こう!」なんて企画なども行っていただく事がありました。
この時はまだプロ鑑定士としてはひよっこで、開業してから1年も経たない時だったから全てを必死でこなしていたのですが、色々な事を経験させて頂いたおかげで今があると思っています。
と思えるくらい、本当に日本全国あちらこちらと飛び回っていたのですから、この仕事は一見楽そうに見えて結構ハードなお仕事なんですよね。
どこまでするか?はあなた次第ですが、やはり何でも経験する事が大切だと考えると、あれは嫌これは嫌と断るのではなく「全てを受けてやろう!」というような思いを持ってオープンしてみて下さいね。