占いのご相談内容は色々あっても、なかなかお客様に沿ったアドバイスをするのは難しいのではないでしょうか?
具体的に細かな事を教えて欲しいと聞かれた時にどのように対処するか?
占い師さんがもしこのような悩みを抱えているなら、それは占いから離れた事を伝えようとしているからなのかもしれません。
基本的な答えはあなたの中にあるのではなく、鑑定結果の中にあるはずなのですが・・・
占い相談のアドバイスを占い師さんの価値観で行わない事
アドバイスは鑑定の中でもとても重要な地位を占めるのですが、自分の価値観で物事を考えてしまう方がとても多いんですよね。
でもよく考えると、別に個人的な意見を聞きたいから依頼して下さるのではなく、知りたいのはあくまでも鑑定結果なのですから、答えを見つけるならその中から見つけなければならないのです。
どのように話せば良いか分からない・・・この場合、あなたの当たり前とお客様の当たり前が異なっている場合が多いのですが、
「私なら・・・」
なんて意見ではなく、鑑定師とした視点で考える事が大切です。
鑑定師さんが具体的に細かな事を答えられなければ依頼する意味がない
これも勘違いしてはいけないのですが、具体的に細かな事を答えるのもやっぱり占い結果の中から見つけ出さなければなりません。
今回は以前対面で教えていた方の間違っている例が分かりやすいと思うのでご紹介したいと思います。
その頃、続けて結婚運のご依頼を受けていたのですが、既に結婚している鑑定師さんにとって「どうすれば出会えるか?」に答えるのが難しいと感じたのだそう。
そこで思いついたのが結婚相談所の一覧を作るという方法でした。
これが間違っているのですが、何故だか分かりますか?
占い師の役割はご相談内容に対して占いの答えを伝える事
お客様が求めている答えは結婚相談所がどこが良いか?ではなく、あくまでもどうすれば結婚出来るような相手と出会えるか?という事。
つまり、出会う時期や場所、時期的なタイミングを知りたいから相談に来られるのですが、そこを飛び越えてしまい鑑定師の仕事ではない部分を強化してしまった・・・
確かに絶対にダメという事ではないのですが、それは鑑定が終わってからのプラスアルファ。
求められている鑑定とはかけ離れていると気づかなければならないのです。
では細かな事を聞かればどうすれば良いか?ですよね?
鑑定士さんに細かく教えて欲しいと言われた時のお客様の気持ち
もしあなたが6月に出会えますと言ったとしましょう。するとお客様が
「6月に出会える方法などをもう少し詳しく教えて下さい。」
こう質問されたのであれば鑑定する事は
- どのような相手
- 年齢
- 出会う場所
は最低でも伝えなければなりません。
そこから先はどのような出会い方が向いているか?や出会った時にどのように思うか?など、付け加える事は沢山ありますが、詳細を知りたいと言われた時の答えも全て鑑定結果の中にあるのです。
という事は、あなた自身が自分の知識で答えるのではなく、自分が出した結果から見つけるという事なのですから難しくないですよね?
具体的な質問をされた場合は占いで答えるのまとめ
御依頼者様の悩みを聞いていると、そんの無理に決まってるでしょ?と思う事がありますよね?
でも、そう思ってしまったという事は占い結果以前の問題であなたの価値観や考え方そして知識で答えを出しているだけで、占い師としての答えではない場合が多いのではないでしょうか。
しかし誰もあなたの意見を聞きたいのではなくあくまでも鑑定結果を知りたいのですから、あなたの考えは置いておき鑑定士の仕事に徹する事!
そうすればどのような質問をされたとしても丁寧で細かな部分まで伝える事が出来るはずです。
ただ、占いの知識が浅いと感じているなら、まずはプロとしての知識を徹底的に頭にいれる事が大切です。