占いで独立開業した人で断念してしまった人を今までに何人見てきた事か・・・
色々と理由はあるのですが、どうしても足りていないと感じるのが技術や会話術です。
当然当たる当たらないも占いには必須なのですが、お客様を
- 理解する気持ち
- 寄り添う気持ち
がある事が前提で、そこにどのように占い師さんが鑑定結果をしっかりと伝えていくか?が重要なのですが、どれ一つとして欠けてしまうと折角開いた占いサロンは閉店してしまう結果になってしまう事が多いのです。
ではまずは技術からお話ししたいと思います。
占い事務所やサロンを開業するなら何よりも占術の技術が大切
まさか自営業で鑑定師をしようと考えているんですから、あなたの持っている占術に対する技術はそれなりになければなりません。
タロット1本でやっていく、西洋占星術のみでやっていく・・・
どのような鑑定方法でも良いのですが、自分の鑑定結果にどれだけ自信を持てるか?が重要ですよね?
自分ではあんまり信じてないのに、お客様に力説したって伝わらないんですから(;^_^A
以前対面で教えていた生徒さんがいるのですが、これがまたなかなかの困ったちゃんでした。
月に数回お客様が来れば良い方で全く来ない月もあった事がきっかけで教える事になったのですが・・・
この方はタロットと四柱推命、風水などで鑑定していたのですが、ある受講日に自分の事を鑑定してみるという機会を設けたのです。
占い結果を占い師が信じられないなら勉強不足
質問は
「自分がこの先占い師としてやっていけるか?」
そしてタロットで出た答えが
「現状も厳しいし転職する。」
それを見た受講生は
「あまり良くない結果だけど最終的にはなんとかやっていけるって出てますよね?」
いやいや違うでしょ!!
そうやって出た結果を占い師さんが信じていないのであれば、信じられるまで勉強しなきゃダメなのですが、どうしても中途半端な技術と知識だけで開業してしまうから失敗してしまうのです。
やはり依頼する側の立場で考えれば、しっかりと勉強し知識があって当たるという事が肝心なのですが、欠けているから結局辞めてしまわなければならなくなってしまったのでした。
鑑定師が自営で事務所を開くなら会話術も必須項目
出た答えだけ言ってれば良い・・・
なんて思っていたら大間違いです。
「彼と上手く行きますか?」
「無理です。」
これじゃ相談する意味もなく、リピーターさんになんてなってくれないのは当然なのですが、このような鑑定結果の伝え方をしている人が少なくありません。
そうではなく大切なのは
「無理です。」
という鑑定結果をいかに納得してもらえるか?という会話が道中に必要になるのですが、これがなかなか難しいんですよね?
講座では何度も何度も口を酸っぱくして言っているのですが、肉付けをしっかり出来れば良い鑑定を提供する事が出来るようになるのですから、どのような話の筋道を立てるか?をしっかりと考えた上で話さなければなりません。
自宅で鑑定しているのに依頼がない時に見直す事
もしあなたが既に自宅の一室で鑑定していたり、どこかの会社に所属しているのに一向に依頼がないのであれば見直さなければならない事があります。それは・・・
- 相手に伝わる話し方をしているか?
- 一般論を伝えていないか?
- しっかりとしたアドバイスが出来ているか?
基本はこの3つなのですが、しっかりと相手に伝わる話し方をしていて、一般論ではなく鑑定結果を伝え、最後に的確なアドバイスが出来ていれば閑古鳥は鳴きません。
しかし自分が理解している話し方で会話をしていたり、誰もが言えるような一般論を伝えていたり、アドバイスが上手くできていないなら、なかなかお客様を納得させる事は出来ないはずです。
一度自分の占い師としての力量を客観的に考えてみれば問題点が見えてくるはずなので、お客様になったつもりで自分の鑑定を見直してみて下さいね。
鑑定士が独立するなら技術と会話術が必要のまとめ
お店を開くという事はあなたが商品という事。
占い師そのものが商品なのですから、占術に対する技術や会話術はもちろんの事、相手の心理を読んだり会話の間を考えたり、沢山のアドバイスで改善策を見つけていかなければなりません。
あってないような資格の職業なのですから、どこで戦うか?となればそれは
「あなたの腕一本」
にかかってくるのですから、開業して成功しようと考えているなら本気で仕事に取り組む姿勢が必要不可欠です。
占い師だからこそできる事は沢山あるのですから、まずはお客様が満足できる商品を提供できるようになる事。
それが出来れば人気が出たりリピーター続出の鑑定師さんになれるのですから、まずは欠けている部分をしっかりと習得していって下さいね。