対面や電話占いなどで悪い結果が出た時でも、やっぱりお客様には前向きになってもらいたいですよね?
しかし前向きになってもらうには、そもそも占い師さんが心の中で
「あー、これダメだな!」
なんて思ってしまうと、そのムードと言うか雰囲気が出てしまうので、逆に落ち込ませてしまう事にもなりかねません。
では、どうすれば悪い結果が出た時でも前向きになってもらえるか?を書いてみたいと思います。
対面や電話占いで悪い結果が出た時の占い師の心構え
占っていると悪い答えが出る事は珍しい事ではありません。
どちらかと言えば良い答えが出る方が珍しいのではないでしょうか?
その時、もしあなたが心の中で
「これじゃ無理だよね~」
なんて思ってしまうと、鑑定結果を伝える言葉の端々に悪いという意味や上手く行かないというニュアンスが含まれてしまうのです。
そのため、万が一求めていない結果が出たなら、その中から少しでも良い結果を探し出すという事をしなければなりません。
占い師にとって結果が全てでもお客様は可能性や解決策を知りたい
良いか悪いかの吉凶が出てしまう占いは、占い師さんにとってはそれが全てです。
しかしお客様が本当に知りたいのはそこじゃなく、
「悪いなら悪いでどうしたらいいかを教えてよ!」
とういのが本音。
なのに、取ってつけたような解決策なんてのを話してしまうからアッサリ帰られたり電話を切られたりしてしまうのです。
こちらも参考にして下さいね!
【参考記事】電話占いで悪い鑑定結果が出た時にお客様の気持ちをケアする方法
鑑定師さんに求めるのは答えだけじゃなく希望や未来
いつも言うのですが、例えば難しい恋愛をしている御依頼者様は自分の恋がダメなんじゃ?という事を分かった上で鑑定依頼をしてきます。
そう、大前提としてダメだって事を分かった上で希望や未来を探しているのです。
なのに、求めているような理想的な答えが出なかったら言っちゃうんですよね?
「この恋愛、諦めた方が良いですよ!」
この一言は言ってはいけないという訳ではないのですが、言うには幾つもの問題点をクリアしてから初めて伝えられる言葉なのです。
・・・が、皆さんの鑑定を聞いていると
「いやいや、そのタイミングじゃ余計に凹ませちゃうやん?」
これでは希望も未来も全く明るく感じないような会話になってしまうのです。
鑑定するなら悪い答えでも良い結果を見つけるのが鑑定士
ハッキリ言っちゃえば、答えなんてどうでも良いんです。
これは嘘を言えば良いという意味ではなく、悪くても良くてもという意味。
探さなければならないのは、
- どうすれば可能性が上がるか
- 何をすればより悪くなるか
- 願いを叶えたいなら何をすべきか
このようなアドバイスが出来る部分を一つでも多く見つける事なのですが、どうしても結果にばかり目が行ってしまっている鑑定士さんは少なくない・・・
最近はネットやアプリでも無料でかなり詳細に答えてくれるようになりましたが、それはあくまでも良いか悪いかの判断だけ。
それでは不十分だと思うからこそ生身の鑑定師さんに依頼して下さるのですから、白か黒かの答えしか言えてないなら生身じゃなくてアプリでも十分という事に気付いてみて下さい。
そして何故あなたに依頼をして下さったか?を考えれば、きっと伝えなければならない言葉が見えてくるのではないでしょうか。
占い結果で悪い結果が出た場合の考え方のまとめ
もしあなたが、どう伝えて良いか悩んでいるなら、まずは小さな可能性を見出してみて下さい。
そしてそこから話しを膨らませ、ご依頼者様の現実的な事と併せながら鑑定結果として伝えていく事が大切です。
基本的に占い師さんも人間なのですから、やはり心のどこかで諦めなければならないと思ってしまう事もあるかもしれません。
しかし、その思いはお客様にバレてしまうのですから、まずはあなた自身が悪いと思わない事。
そしてこうすれば良い!という部分を占った結果から見つけ出す事が出来れば、きっと最後には
「先生に相談して良かった♪」
と言ってもらえるはずですよ!!