クライアントさんが望まない占い結果が出た時、鑑定結果をどう伝えて良いか悩んでしまいますよね?
占い師さんにアンケートを取ると殆どの方が
「悪い結果が出た時、どう言えば良いかわからない!」
という悩みを抱えているのですが、だからと言って良いとは言えないし・・・
そんな占い師さんの悩みにお答えしたいと思います。
クライアントさんが望まない占い結果が出た時の考え方
昨日に引き続き今日も占い講座を行ったのですが、やはり難しいと感じているのはお客様が望まない結果が出た時。
何を言えば良いか分からなくなってしまう人が多いのですが、簡単に言えば・・・
「あなたならどう言われれば納得出来るか?」
なんです。
いつも例えるのですが、もしあなたが他の鑑定師さんに
「占い師として私は向いていますか?」
と相談したとします。そこで言われた結果が
「向いてないので違う職種に転職した方が良いですよ!」
と言われてもきっと納得出来ないですよね?
ではどうすれば納得出来るか?を考えれば良いのです。
占い師さんが鑑定に必要なのは答えだけじゃない
御依頼者様が求めていない結果が出た場合、もしあなたの会話や手が止まってしまうなら、それは悪い事ばかりを探しているから。
きっと心の中では
「うわ~、こんな所に塔が出てるよ!」
「最終結果まで最悪って出てるよ!」
こうなってしまうと何を言ってよいか分からず頭がパニックになってしまって、結局訳の分からない言葉をあれこれ話しているのではないでしょうか?
そんな事にしか目がいかないからどうすればいいかすら分からなくなってしまい、取ってつけたような変な会話になってしまうのです。
ではどうするか?
占い結果の中にある可能性を鑑定結果として話す事
粗探しをするのではなく、少しでも可能性がある部分や期待が出来る部分を探せば良いのです。
最終結果としてはダメだったとしても、小さな良い部分を一つでも多く見つける事が出来れば、求めている希望のある未来を伝えられるのではないでしょうか?
全てがダメで何をどうしても無理!!という答えが出ているなら別ですが、そんな答えが出る事はかなり稀なはず。
つまり、求めていない答えだからこそ、鑑定師のあなたが自分の結果の中から方法や可能性を見つけ出す事が出来れば、今よりもずっと楽になるはずです。
お客様が求めない答えを鑑定士が言う時に気を付ける事
大切なのはタイミングです。
今日も講座でこのタイミングが本当に大切だというお話をしていたのですが、やっぱり悪い結果って聞きたくないじゃないですか?
だけどそれを言わなければ嘘になる・・・
私は基本的にぶっちゃけて全部言ってしまうのですが、それを理解してもらう為にタイミングをとても大切にしています。
単なる会話に見える占い師という仕事ですが、ここが頭の使いどころなんですよ!
嫌がられる占いの答えを告げるタイミングとは
様々なパターンがあるのですが、一番簡単な方法はある程度ご依頼者様との距離が縮まってからです。
ある程度上手く進んでいくと最初はお互いの間に溝があるのですが、その溝が埋まり始めます。
埋まったころ合いを見計らって「今なら言っても聞いてもらえるかな?」と思った時が告げるタイミングという事。
お客様に信頼して頂いてから本当の事を話せば、思っている以上に受け入れてもらえるものなのですから、まずはその距離を考えながら会話をしてみて下さいね。
望まない占い結果が出た時の占い師の伝え方のまとめ
望まない結果の方が基本的に多いのですから、ここを克服できればあなたはきっと自分が理想とする鑑定士さんになれるはずです。
そうなるには
- 的確なアドバイスと占い
- お客様の心を開く
- 信頼を得たら事実を伝える
この流れで占っていけば基本的な流れは出来ていくはずですので、難しくて伝えにくい結果が出たなら信頼を得てから本当の事を伝えるようにしてみて下さいね。